Claude Code実務開発コース ・ 第3講

仕様書を作ってから、
頼む

大きいものは、頼む前に1枚書く。
所見やオーダーを書くのと、同じです。

実務開発コース / Lesson 03
Claude Code実務開発Lesson 03

この講で、持ち帰るもの

01

仕様書を1枚書ける

頼む前に6項目を埋める。身構えなくていい。所見を書くのと同じ。

02

完成条件を、線で書ける

あとで「できた/できていない」を判定できる、はっきりした線にする。

03

大きいものを小さく割れる

一発で全部作らせず、ステップに割って順に頼める。

Claude Code実務開発なぜ崩れる

大きいものを一発で頼むと、崩れる

「外来配布物を作る、いい感じのツールを作って」。これだと、たいてい想像と違うものが出ます。

何を入力するのか、何を出すのか、どこまでやるのか。決まっていないと、AIが勝手に埋めてしまうからです。

Claude Code実務開発Mindset
身構えなくていい

仕様書は、
所見やオーダーと同じ。

何を作るか、何ができたら完成か。それを言葉にするだけです。
医療職は毎日、所見を書き、オーダーを出している。その力が、そのまま仕様書になります。

Claude Code実務開発Spec
仕様書は6項目で書く。作るもの・画面と動き・入力処理出力・完成条件・やらないこと・安全注意。完成条件はあとで採点できる線。
Claude Code実務開発完成条件

完成条件は、あとで採点できる線

NG

「使いやすくしてほしい」
できたかどうか、誰にも判定できない。

OK

「症状と年齢を入れると説明文が出る。200字以内・ですます調。末尾に確認の注意を必ず表示。」
1つずつ、指で確かめられる。

この完成条件が、第6講ではそのままテストになります。

Claude Code実務開発Scope

「やらないこと」も、書く

仕様書には、今回やらない範囲も書きます。サーバー保存、ログイン、自動生成 ── あとで足すものは、最初に「やらない」と決めておく。

スコープを決めると、AIが余計なものを作らない。小さく完成させて、次に進めます。

Claude Code実務開発Split
大きいものは小さく割って順に頼む。大きな依頼を、入力欄・説明文・コピーボタン・注意書きの4ステップに割る。
Claude Code実務開発Live: 仕様駆動
仕様書を書いてから、1ステップずつ

外来配布物メーカーを、仕様駆動で作る

> 外来配布物メーカーの仕様書を、6項目で書いて。
  題材は「症状と対象年齢を入れると患者向け説明文が出る」。
  仕様書のたたき台を出しました。

> この仕様で、まず入力欄だけ作って。
> 次に「説明文を作る」ボタンと出力欄を足して。
> 最後に、末尾の注意書きを固定で表示して。
  1ステップずつ、確かめながら組み上がりました。
Claude Code実務開発Safety

患者の実データは、入れない

動作確認は、すべて架空のデータで。症状や年齢も、架空の値で試します。

必ず
出力した説明文は、そのまま配らず、必ず自分の目で確認する。末尾に「AIが生成した文章です。使用前に確認してください」を固定で表示する。これを完成条件に入れておきます。
Claude Code実務開発Today

今日のまとめ

仕様書は、AIに任せても
崩れない土台。

大きいものほど、頼む前に1枚書く。
出てきたものを、完成条件に照らして確かめられます。

Claude Code実務開発Unstuck

仕様書で詰まったら、3つの抜け方

6項目が埋まらない→完成条件を1行だけ書く(残りは後で)
出てきたものがずれた→仕様の該当箇所を見せて「ここが違う」
一度に頼んで崩れた→1機能ずつ足す頼み方に戻す
Claude Code実務開発Next

次は、ファイルを育てる

第3講(今日) 先に1枚、書く 仕様書を書いて、完成条件を決めてから、段階的に作った。
→
第4講 あとから手を入れる 既存を読ませる・差分を見る・Gitでセーブ。育てる回し方を覚える。

新しく作るより、育てる時間のほうが、現場では長くなります。

Claude Code実務開発Take Home

今日の持ち帰り

仕様書は、
任せても崩れない土台になる。

仕様書1枚→完成条件→小さく割る

頼む前に1枚。完成条件は、あとで採点できる線。一発で作らせず、1つずつ確かめる。

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