となりのAI ─ 若手医師の現場ラジオ
話しかけたら、アプリが出てきた日
おかけん(岡本 賢)
Claude.ai ─ 入力
外来前の20分。ちょっと魔が差して打ってみた。
収録時に実画面に差し替え
Artifact ─ 数十秒後
解熱薬 1回量 計算
体重(kg):12
120 mg 〜 180 mg
アセトアミノフェン換算。使用は医師の指示に従う。
画面の右側に、動くアプリがぬるっと出てきた。
収録時に実画面に差し替え
Vibe Coding
教科書の山はいらない。
日本語で1分。
正しい学習の順番が、逆になった
スマホの場合
原理を知らなくてもLINEは使える
タッチパネルを設計した人とLINEを作った人は別人。作れる人と使える人も別人でいい。
エンジンの仕組みを知らなくても、車は運転できる。
AIコーディングの場合
申し送り・IC・カルテが、そのまま指示文になる
私、Cを1行も書けません。それでもツールは動いた。医師の「言語化」が最強のプロンプトになる。
医療職にしかない強みが、ここにあります。
何を作るか
体重→アセトアミノフェン用量を出すツール
目的を一文で。「解熱薬の計算ツール」でOK。
どう計算するか
体重 × 10〜15 mg/kg、最大 500 mg
数式と上限を明示。ここが出力品質を決める。
制約を書く
「医師の指示に従う」注意書きを添える
患者情報を入れない、という線引きもここに。
出力の形を指定する
「◯mg〜◯mg」の形式で表示
「いい感じに」では伝わらない。形を決める。
この4要素 = 添付文書を読む構造と同じ
投与量・禁忌・剤形……あの読み方と構造が一致。医師はこれ、割と早く身につく。
完成画面 ─ Claude.ai Artifact
解熱薬 1回量 計算ツール
アセトアミノフェン 1回量の目安
120 mg 〜 180 mg
※使用は医師の指示に従うこと
収録時に実ツール画面に差し替え
今日一回だけ、安全ラインを言い切ります
患者情報は入れない
ダミーの体重だけ。ここだけは最初から決めてました。
出た数字は添付文書で確認する
「動いた」で終わりにしない。確認を必ずセットに。
動いたもん勝ち。この2つだけは外さない。
この線さえ守れば、あとはどんどん試していい。
個人を特定できる情報
架空・公開・構造のみ
日本語で話しかけて1本
同僚に送る
「これ欲しかった」
次の材料になる
次回予告 ─ 発展編 発2「実装」
今日の"困ったから作った一本"を、URLで渡せるWebアプリへ。
Claude Code で育てていきます。失敗談も含めて全部見せます。
となりのAI
若手医師の現場ラジオ
次回 ─ 発2「実装」