Motion | 動く資料

押すと根拠が出て、動かすとその場で計算し直す資料

見出しで言い切ったことを、聞き手が自分の手で確かめられるようにした資料です。動きは飾りではなく、話の形(結論と根拠・比較・因果など)をそのまま操作にしたもの。1枚に操作は1つ、止めても資料として読めることが前提です。

話の形6つ

形が決まれば、付ける動きも1つに決まる

部品9点

AMPL Motion で組んだ、そのまま使える見本

サンプル2本

抄読会16ページと、最初の試作3ページ

自動デモDキー

カーソルが台本どおりに操作し、一覧で終わる

Samples

サンプル:実際に発表で使う動く資料

開いたら、→ で送り、要所で1つ押してみてください。D で自動デモ、O で全ページの一覧です。

抄読会の表紙
スライダーでNNTを計算し直すページ100人の点で利益と害を比べるページ症例に戻るページ

抄読会:小児の急性中耳炎に、すぐ抗菌薬は要るか?

Cochrane 2023(13試験+6試験)と国内ガイドライン2024を読む16ページ。症例(架空)で始まり、NNTを動かす試算・100人の変形・比べる相手の切替・重症度スコアの計算を経て、最後にその症例へ戻ります。発表原稿と配布用PDFつき。

16ページ院内・学会で話す約19分自動デモ 約2分30秒
最初の試作の1ページ目

最初の試作:3ページで動かしてみる

同じ題材を3ページだけで作った最初の版。全体像のカードから各ページへズームで入り、スライダーと「なし/あり」の切替で確かめます。16ページ版の骨格は、ここから育ちました。

3ページ試作AMPL の自作エンジン

Grammar

話の形から、付ける動きを1つ選ぶ

「映える動き」から考えると、何も言っていない資料になります。先に見出し(事実+判断の1文)を書き、その判断が成り立つ話の形を選び、聞き手に何を押させれば自分で確かめられるかを決めます。

話の形付ける動き聞き手が確かめること部品
結論と根拠押すと根拠が右から出る/同じ場所で下の階層へ結論の根拠と内訳
例:抄読会 p.7 の行を押すと数字の詳細
根拠パネル
掘り下げ
切り口切り替えると全部の棒が並び替わる切り口を替えても結論が立つか
例:抄読会 p.10 のプラセボ⇄経過観察
切り口の切替
比較(差分)同じ位置のまま形を変え、消えた分を点線で残す何が変わり、何が消えたか
例:抄読会 p.9 の100人の点
前後の変形と残像
原因と結果条件を動かすと結果と式が計算し直される原因を動かすと結果がどう動くか
例:抄読会 p.8 のNNTのスライダー
条件を動かす試算
不足と打ち手打ち手をオン・オフすると不足が埋まる・残るどの打ち手で足りて、何が残るか打ち手のオン・オフ
開閉リスト
流れと時間順に組み上がる/いまの位置に線何がどの順で起き、いまどこか順に組み上がる流れ

Parts

部品:9つの動きの見本

1つの見本デッキに、部品を1ページずつ入れました。例の数字は説明用の架空の値(外来の待ち時間)です。気に入った部品のページを開き、同じ作りを自分の資料に持ち込んでください。

How

作り方:止めた姿を先に仕上げてから動かす

動きは、完成したスライドに重ねる層です。工程1〜5で止めた姿が資料として成立してから、6で動かします。

1

言い切る

各ページの見出しを、事実と判断を持つ1文で先に書く(1行36字まで)。「A。B」の二段構え・「〜は3つ」の数え上げ・体言止めにしない。本体だけを見た人が同じ文を書けるなら、判断が足りない。

2

論理を組む

見出しだけを縦に読み、「だから/なぜなら」でつながるか確かめる。発表なら「症例→背景→結論→根拠→症例に戻る→持ち帰り」のように、最初の問いを最後に回収する。

3

型と話の形を選ぶ

グラフの種類でなく「何をしたいか」で型を引く。話の形(上の表)が決まれば、付ける動きも決まる。

4

数字台帳を作る

画面に出す数字は台帳にあるものだけ。無い数字は作らず「xx」で残す。試算は「試算」と書き、式と前提を画面に出す。

5

規準で描く

文字は最小18px、主役色1色と薄い段階、強調色は資料全体で1か所。線の意味(実線=確定、破線=差がない・消えた分)を全ページでそろえる。

6

動かして検品する

1枚1操作を付け、全状態(切替の後・パネルを開いた状態・一覧)を撮って目で見る。自動デモを最後まで通し、押せる要素を全部押してエラーが無いことを確かめる。

Rules

守ること

→Space次へ←前へ数字そのページへO一覧D自動デモEsc閉じる・戻るF全画面URL末尾 #static で動きなし